永樂屋

永樂屋商号改名100周年

仏壇・仏事のよくあるご質問

お仏壇・お仏具について

お仏壇を供養引取りしてもらう時はどうしたらよろしいですか?
先ずは、お手次の願寺様へお参りをお願いしましょう。お宗派により、法要の名称は異なります。
お仏壇はご先祖様より代々大切に手を合わされてきたものです。お参り後は仏壇専門店さんへ丁重にご供養引取りをお願いしましょう。
妻の実家に跡継ぎがなく、家を処分する事になりました。
お仏壇はどうしたらよろしいですか?
奥様のご実家とお宗派が同じならば、お仏壇を供養し同じ御本尊様の元で手を合わされてはいかがですか?また、宗派が違う場合でも、手元供養として小型のお仏壇にお買換えされ、手を合わされても良いと思います。
ご家族には様々なご事情もあります。
先ずは永樂屋各店へご相談ください。
仏壇はどのようにお手入れすればよろしいですか?
お仏壇のお掃除をしたいのに仕方が分かりません。
仏壇のお手入れは、お部屋のお掃除と同じようにできる限り毎日掃除し、美しさを保つことが大切です。
お手入れの際の、全体的な注意点をご紹介いたします。

1. 直射日光
直射日光に当たりますと変質、変色の原因になりますので必ず予防方法をとってください。(例えば、窓にすだれやカーテンを取り付けるなど)

2. 湿気
湿気も変質、変色の原因となりますので普段から風通しを心がけてください。

3. 水ぶき
ぶきは絶対にしないでください。
拭かれる場合は、湿気のない柔らかい布で軽く拭くようにいたします。

4. 強くこすらない
お仏壇はどの部分であっても強くこすらないでください。

5. 素手で触れない
直射日光・湿気同様、塩分も非常に嫌いますので必ず柔らかい布で触れるようにしてください。
また、柔らかい布でできた手袋を着用しますとお仏具を持つときも便利なので、ひとつあると重宝します。

6. 仏壇の扉
お仏壇の扉に布のついているものは、保護のため、普段はそのままにしておいてください。

7. 無理な開閉をしない
お仏壇は重量があり、ご安置場所の土台が安定しておりませんと、雨戸、障子が閉まりにくくなります。
そのような場合は、無理にお閉めにならずに、そのままの状態で当社までご一報ください。

8. 金箔・金粉
金箔・金粉を使用した箇所は傷がつきやすいのでなるべく触れないでください。
お掃除が必要なときは、毛払いで軽く払う程度にいたします。
なお、ロウソクや線香のすすで黒ずんだ場合には、拭かずにそのままにしておいてください。

9. 漆塗り・蒔絵
金箔同様、毛払いを使用してください。
拭かれる場合は、柔らかい布で軽く払う程度にしてください。
蒔絵は、漆塗りの上に絵が描かれていますので、あまり拭いたりせず払う程度にいたします。
また、水滴が付着していましたら、脱脂綿などで吸い取ってください。

10. 彫刻
金箔同様、毛払いを使用してください。彫刻は繊細さが特長ですので、決して力を入れて強く扱わないでください。
特に金箔・金粉を使用しているものはご注意ください。

11. 金具
金箔同様、毛払いを使用してください。また、素手で触れないでください。
手の油分や塩素で錆が出る場合がありますので、ご注意ください。
なお、手の汗やアルコール、動物(特にペット)の尿などでも変質したりしますので、十分お気をつけください。

以上がお仏壇のお手入れ方法ですが、全体にいえますことは、漆器や彫刻など他の工芸品と同じようにデリケートなものですので、大切に扱ってください。
また何よりも大切なことは、仏様がご安置されておりますので、まず一番に気を配られて、常にお掃除、お手入れを心がけましょう。
実家のお仏壇を移動するのに、今住んでいる住居に入らないので買い替えを検討していますが、今のお仏壇はどうしたらよろしいですか?
ご本尊様やお仏具など引き継げるものは新しいお仏壇にご安置され、お仏壇は親戚様やお知り合いで引き継いでいただける先があればお譲りされたはいかがでしょうか。引取り先がなければお仏壇をご購入された仏壇屋さんに引取り供養をお願いしましょう。

仏事について

親が高齢となり、お仏壇のお給仕(作法)を自分がしなければいけなくなりました。恥ずかしながら全くいままで任せていたのでその仕方がわかりません。
日々のお参りにはお仏飯、お花をお供えし、朝夕には線香とローソクを焚いて感謝の心で合掌します。お仏具の並べ方(ご荘厳)も正しくお飾りする事が大切です。
お仏具やお荘厳は宗派によって異なります。
お近くの永樂屋各店へお尋ねください。

お問い合わせ

メールまたはお電話でお仏壇のこと、永樂屋のこと、お気軽にご相談ください。